京都府長岡京市の小さな修理・水廻りリフォーム・耐震補強・増改築・注文建築は、女性プランナーの店 キャンバスホーム。にお任せください。

施工事例

丸ごとリフォーム


丸ごとリフォーム 京都 伏見区 Y様邸 築200年の蔵がよみがえる。
収納が足りない3世代が住まう家

250坪の敷地に、先代より受け継がれた旧家がいくつも建っている。おじいさん、息子夫婦、孫が住まう建物は、別棟にそれぞれ生活しており、介護が必要になったお爺さんの世話の問題や、息子夫婦が建てた比較的新しい建物は、子供の成長と共に手狭になり、物があふれていた。ちょうど、息子世帯の建物と、お爺さんの離れの間には、古い江戸時代からの蔵があり、常には倉庫としての役割しか果たしていなかった。そこで今回は、この蔵をメインに、今の建物と蔵を中心としたリフォームを計画する事になったのです。

DATA

予 算:2800万
築年数:200年
木造2階建て瓦葺き

お施主からのコメント

物置と化していた蔵を住まいとして使えないかと考えていました。4人の子供も年頃になり、個室が必要になってきた事、家族がたくさんいるので、洗濯物の干場の問題や、家事が楽にできるように、おじいさんの介護がしやすいように瀧口さんから色んなプランを考えて頂きました。又、収納があまり得意でないので、うまく収納できるように等も含めて。当初は、ここまでの改造は考えてませんでしたが、何度も打合せ、プランを検討して、思い切ってリフォームする事に。私達の好みや、イメージをうまい事取り入れてもらい、とっても住みやすいです。広いLDKもできて、家族みんなが集まりやすい場所となりました。娘も、お手伝いを積極的にする様になり、離れで独りぼっちだったお爺さんも、家族と同じ場所に居れるので、大変満足してます。お庭も良いリハビリの場所になりました。訪れるお客さんにも評判が良く、オシャレな町屋カフェみたいと言われてます。やすらげる空間になりました。

施工事例 Before & After

外観

ポイント

建物の外部は、残せる部分は修復し、屋根瓦は葺き替えした。アプローチから中庭にかけて、段差をなくし、植木や草で手入れがされていなかったので、すべて撤去して、お爺さんが歩きやすい水はけのよい庭になった。

ポーチ

ポイント

黒と木製の玄関建具の調和が美しい。
2枚引き込みにする事で、一輪車も通れるように

玄関ホール

ポイント

ホール内は暖色の色彩でまとめ、離れにも直接行けるようになっている。下駄箱は、素格子戸となっており、換気もできて良い。 和洋折衷の温かなイメージ

玄関ホール

ポイント

蔵だったリビングへの入口は、以前に蔵の入口戸として使われていたらしき建具を再利用。ネコちゃんの入口も取付た。建物とマッチしている。 裏の畑に出られる様に建具が取付られている。

リビング

ポイント

床材や、造り付けのテーブルは、無垢材を使い、天然の風合いをかもしだす。梁は、元々あった丸太梁をそのままに塗装を施した。2階の床板を取り外し、屋根に天窓を取付る事で、暗かった1階に光と風を取り込む事ができ、快適に。

ポイント

2階のロフトへは縄ハシゴで上がれる遊びごころも。

ポイント

中心の柱を利用した立ち飲みバーカウンターもご主人の特等席。

ポイント

キッチンは、家事効率を考え、調理してすぐにテーブルにセットできるようにした。家電等もスッキリと収納。キッチンは、元々の物を移設した。

ポイント

リビングに入ると薪ストーブがお目見え

ロフト

ポイント

屋根裏スペースも床板を取っ払う事で1階とのつながりが出来た。ロフトスペースは隣の建物ともつながっており、子供たちの遊び場や、受験を控える息子さんの勉強部屋ともなっている。

水廻りから収納へ

ポイント

元々息子世帯が住まう建物のとリビングを行き来できるようになった。

ポイント

浴室・洗面所だったスペースは、パントリーに。

LDKから洗面所・家事室へ

ポイント

家事スペースでは、洗濯を取り込んだり雨の日は、室内に干せるように天井に物干しバーを2ヶ所取付た。家族の衣類をすぐにたたんで、BOXに入れられる様に収納家具を造った。

ポイント

洗面台は、家族が忙しい朝の時間混雑しないようにツーボールの洗面台を採用した。

脱衣場・浴室

ポイント

脱衣場は、お爺さんの部屋からも出入りできるように2方向の入口とした。浴室は、1.25坪の広々としたユニットバス。LEDのライン照明がオシャレ。ブラックはご主人さまのこのみ。

フリースペース・トイレスペース

ポイント

リビングから和室へ続くおじいさんの部屋からすぐにトイレに行けるように、専用のトイレスペースと、おじいさんのお友達が遊びにこられてしゃべれるフリースペースを設けた。